ABEイニシアティブ・インターンシップ・プログラム2017

3月24日に参加したアフリカビジネス・ネットワーキングフェアで交流したアフリカ人研修生さん達と、その後インターンシップの機会についてコミュニケーションを開始し、最終的に5ヶ国、6人の研修生を受け入れることになり、7月31日から5日間の予定でインターンシップ・プログラムが始まりました。この度は、環境改善技術と有機農業の普及を目指す、日本ゼウス工業様のプロモーション活動に協力する形で、群馬県で共同開催させていただきました。

ABEイニシアティブの研修生さん達は、将来、日本とアフリカのビジネスの架け橋となることが期待されています。その目的は明確であり、将来のビジネスを生み出すために、このインターンシップ・プログラムの成果は、実際のビジネスに入ったときに予測される課題が何なのかを知る上で大いに役立つものとなりました。

国際ビジネスでは必ず両国間の違いに遭遇し、その違いに悩まされることも多々あります。インターンシップの初日に、国際ビジネスで遭遇する違いについて話し合いました。日本とアフリカ諸国の間だけでなく、アフリカ5ヶ国が集まったことにより、アフリカ諸国間の違いも見え、活発な討論となりました。こういう話題から入って行くのは、アフリカビジネスの仲介業を行う当社ならではのものと思います。

 

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国際ビジネスマッチングの心得を学ぶ

 

 

今回のインターンシップでは、各国の廃棄物処理と農業に焦点をあて、日本ゼウス工業様の生ゴミを原料とした液体肥料製造装置とその肥料を使った有機農法普及のプロジェクトをどう展開するか、プラントと試験農場の視察をし、技術的な勉強をした後で、各国、各人のアイデアをプレゼンテーションしてもらいました。

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液体肥料装置の上にあがり、液体肥料の製造過程を観察する

 

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試験農場-さつまいも畑。実際に活性化された土を観察、除草について学ぶ。

 

今回、研修生さん達は新潟、東京、名古屋、京都から、私は広島からと集まり、宿舎も同じホテルとしました。寝食を共にし、合宿のような雰囲気で、私は引率の教師(?)のような役目もありましたが、その分各人の人間性もよくわかり、将来に向けた信頼関係構築の機会にもなりました。

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プラント視察日の記念撮影

 

 

 

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未だ終わらぬガーナ新内閣の組閣作業

ガーナでは今年の1月7日に新大統領の就任式が行われ丁度1ヵ月が経過しますが、新政権が発足して直ぐ1月10日にはアクフォド大統領より国務大臣の指名があったところまではよかったですが、実は未だに新内閣の組閣作業が完了していません。というのも、ガーナの憲法の規定で、国務大臣の指名は大統領が行うが、国民議会の承認を経なければ正式に就任できないことになっています。それで、先月より、国民議会では大統領が指名した36人の国務大臣候補者の承認のための審議が行われています。

http://citifmonline.com/2017/02/07/frimpong-boateng-ursula-owusu-4-others-approved/

2月7日の段階で31人の承認がされています。指名日から起算すると21日営業日あるので、単純に計算すると1日当たり1,48人が承認されています。あと5人ですが、早くて今週中か来週前半には全候補者の審議が終了するのか?先週、少数派の議員によって候補者の1人が否認されたようなので、場合によってはまだ時間がかかるかもしれませんね。

民間セクター同士の仕事ではそれほど影響はないかもしれませんが、政府を相手に仕事をしている場合、このようなタイミングでは商談のスピードが一時的に落ちたりすることもあります。ガーナ人にとっては通常のことで慣れているでしょうが、日本人にとっては苛立ちを感じることかもしれません。政府が充分機能し始めるまで暫しの辛抱が要ります。

ガーナ-粛々と進む政権交代

昨年12月7日に行われたガーナの大統領選挙でナナ・アド・ダンカ・アクフォド氏が現職ジョン・ドラマニ・マハマ大統領に勝利し、1ヶ月後の1月7日に新大統領の就任式が行われ、政権が正式に移行されました。

その前の1月4日にはマハマ大統領はアクフォド次期大統領を大統領官邸(Flagstaff House)ツアーに招いて、お互いのスタッフが対面し、官邸内の案内をしました。これも政権移行を平和的に進めるひとつのプロセスなのでしょうね。

昨日(1月10日)は、新大統領アクフォド氏によって第1次アクフォド内閣の閣僚が指名され、13人の新大臣が紹介されました。このうち、3人が外務大臣、司法長官、地方行政大臣と女性です。年代はアクフォド大統領は72歳ですが、大臣には、YouTubeで見た感じでは、30代~60代を散りばめて平均年齢50代半ば前後ではないかと私は想像しています。大統領官邸のホームページは現在リニューアル中でしたので、詳細プロフィールは後日掲載されるでしょう。

前回NPPが政府を運営していたのは2001年~2009年のクフォー大統領時代です。その後アクフォド氏は2度大統領選に出馬するもののNDCに政権の座を奪われ、今回3度目でようやくNPPが政権を奪還しました。個人的に印象に残ったのは、アクフォド大統領が新大臣を紹介する毎にクフォー政権時代の職責を述べて回想していたので、この度大臣という職責で返り咲いた方もおられたのでしょう。

ガーナはアフリカの中で最も民主主義が発展し、政治が安定した国です。政権が変わったことで、政策に変更が生じることはあっても、暴動が起きたり、内戦が勃発したりといったこともありません。アフリカ進出にあたり、治安面を心配される企業さんは多いと思います。今回、ガーナの政権交代の様子をお伝えするのは、ガーナが秩序の保たれた国であることを知っていただきたいからです。

新しい政権を見守っていきましょう。