Discover Africa

 久々の投稿になります。前回の投稿から2年以上経ってしまってますが、別に死んでたわけではなく、その間もアフリカ・ジャパンの間で黙々と活動を続けていました。アフリカ仲間とのつながりも増え、歩みはゆっくりではあるけど確実に前進していると感じます。アフリカについて語るとき、私はなぜか明るく幸せな気持ちになります。

 今年はコロナ禍で“新しい生活様式”のために外へ出かけていくことが少なく、その分オンラインの集まりが盛況となっていますが、アフリカ仲間の誘いもあって毎月アフリカ関連のオンラインイベントに参加しています。その中にDiscover Africaというイベントがあります。主催者はAfrica Diaspora Network Japanで、アフリカと日本の関係強化を目的に在日アフリカ人によって創設された任意団体です。
 現在アフリカ54ヶ国を1ヶ国ずつ紹介する活動をZOOMでやっています。使用言語は日本語。毎回、在日アフリカ人によるプレゼンテーションとアフリカに関わっている日本人によるプレゼンテーション、参加者のグループディスカッションとQ&Aいう構成になっています。今まで8ヶ国が紹介されており、私もガーナの会でプレゼンテーションさせて頂く機会を頂戴しました。

 在日アフリカ人がこのようなイベントを開催する理由の1つとして、日本ではアフリカについて正しい情報がまだ充分伝えられていないという現状があるからです。多くの日本人のアフリカに対する知識はまだ数十年前のネガティブな側面や大自然サファリ的なイメージが優勢で、発展していっている現在のアフリカの姿は伝わっていません。またアフリカは1つの国でなく地域としての呼称ですから、地域として似ている部分もあるけれど、それぞれの国の特徴もあります。そういうことで、今はアフリカ理解を促進するための活動が行われています。在日アフリカ人の方々も流暢な日本語を話される方が多く参加されていますので、アフリカ・ジャパンの交流の場として、より多くの日本人の参加を期待しています。

 今年の各国紹介のプログラムは一旦お休みして、11月は今まで紹介された国々を振り返るライブストリーミングをフェイスブックで行ったり、12月は特別プログラムが予定され、各国紹介は来年からまたスタートします。

11月15日に行われたライブストリーミングを下記のリンクから視聴できます。
https://www.facebook.com/ADNJ2020/videos/1015289202321582

ABEイニシアティブ説明会とネットワーキング/神戸・福岡

JICAが運営するABEイニシアティブは昨年9月に第4バッチ生が来日し、その後今年3月に東京であるアフリカビジネスネットワーキングフェアに向けて、全国主要都市でABEイニシアティブの説明会とその周辺地域の大学に在学する研修生とのネットワーキングが開催されています。

弊社のABEイニシアティブ歴をお伝えすると、2016年6月に企業登録をし、まずは近隣の広島大学に在学する研修生(第2バッチ生)からコンタクトし交流を始めました。本格的な活動は第3バッチ生からとなり、昨年1年間を通じてABEイニシアティブの活動に参加してみました。それなりの成果が得られていると感じていることから、第4バッチ生に対しても積極的に活動をしています。

昨年11月20日、神戸のアフリカビジネス研究会および企業ブース出展とネットワーキングを皮切りに、昨日(1月18日)は福岡のABEイニシアティブ説明会とネットワーキングに参加してきました。

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神戸でのブース出展

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福岡にて佐賀大学で農学を学ぶガーナ(左)とモザンビーク(右)の研修生と

 

地方都市広島を拠点に活動する弊社としては、時間と費用の点から西日本でのイベント開催は大変ありがたく、来年第5バッチ生の時はぜひ広島でも開催していただきたいと願っているところであります。

アフリカ諸国と日本およびアジアのビジネスの橋渡役を担うのが弊社のサービスなので、将来、現地パートナーになってくれる可能性のある研修生とのネットワーク作りは非常に重要だと考えています。このようなイベントはネットワーク作りのきっかけを与えてくれますが、その後の継続的なコミュニケーションと情報交換は信頼構築のために欠かせません。濃いコミュニケーションは対面でないと中々できないので、私の場合は普段緩くつながっておくのにSNSツールとしてFacebookとWhatsAAPを活用し、TPOに合わせてE-mailやSNSを使い分けています。

最後に、国際ビジネスを別の言葉で、Cross-Cultural Business(異文化ビジネス)ともいいます。お互いが通じ合うためにはまず言葉の壁を乗り越える必要がありますが、お互いの文化の違いを理解し、尊重する姿勢は必要かと思います。つまり、研修生は日本での生活を経験することで日本の文化を知りますが、我々日本人も研修生の国の文化を知ろうとする姿勢が大事ということです。文化交流は国際ビジネスの潤滑油です。

ということで、福岡での最後の締めはガーナの研修生からのお土産で終わりました。これも文化交流ですね(笑)

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ダワダワというガーナ北部地方の発酵調味料です。独特のにおいと糞のような見かけに躊躇!巷ではスープのだしにはMAGGIがよく使われていますが、MAGGIの代わりにダワダワを使うよう教えてくれました。

 

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100%ナチュラル、無添加のピーナッツバター。これは超嬉しかったです!パンにつけたり、ガーナの国民食、グランナッツスープに使います。

ガーナ人の関心事・・・平和と安定

アイプランニングの佐々木愛です。先週末にブロガーからワードプレスに引越しをしました。初めてブログの引越しをやってみましたが、オンラインマニュアルを読みながら、どうにか出来ました!さて本題に入ります。

日本人には、ガーナはまだ馴染みの薄い国です。せいぜいチョコレートのGHANAがいいところでしょう。探してみるとガーナについてPRしている人はそれなりにいるのですが、日本ではまだ充分に情報が行きわたっていません。

ガーナの話をした時、ガーナについて初めて聞く人の関心事に「治安はどうなのか」ということがあります。アフリカには54ヶ国ありますが、その中ではかなり治安は良いです。政治も安定しています。多民族国家ではありますが、国内紛争もなく、非常に平和を尊ぶ国民性があります。ガーナ人自身もそれを誇りに思っている。先日、なるほどと思う調査結果の記事を発見しました。ガーナのメディア、デイリー・オンライン(ガーナ最大の新聞「Daily Graphic」のオンライン版)が読者に行ったサンプル調査です。2016年の関心事は何か?

2016ガーナ人関心事dailyonline

 

自分の感覚的にも、治安は良い方だと感じていましたが、私が出会ったガーナ人たちも「Ghana is a peaceful country!」と皆言っていたなと思いながら、この調査結果の記事を見て、私も納得しました。2人に1人は「平和と安定」と答えています。ガーナは周囲の国々と地続きなので、周囲の国々で紛争が起こっていたり、テロリストの脅威にさらされていたり、近隣国の不安定な政情から逃れてくる人々もいたりします。そんなことを肌で感じながら、自国が平和で安定した国家を保てていることは、彼らにとって誇りの1つになり得るのでしょう。ガーナに観光客を呼ぶにしても、海外からの開発援助(ODA)や投資家を招くにしても、平和と安定は活動するにあたり基本的な条件であるに違いありません。ガーナが西アフリカにおいてリーダー的な存在であり、安定した経済発展を遂げてきた理由の1つはそこにあると思います。先に進出している欧米諸国が西アフリカでは、先ずガーナに拠点を置くというのは理解できる話です。昨年の11月に日本の企業さんをガーナにお連れしましたが、その時にも、ガーナという国の治安や安定性を実際に感じていただくことが出来ました。

(調査結果の2番目以降については、また別の機会に書きたいと思います。)

「平和と安定」が好きという点は、日本人に似ていますね。アジアの中で日本が最初に高度成長を遂げ、周辺のアジア諸国がそれに倣って、経済成長を遂げて来ました。そして日本もその経済成長の手助けをして来ています。私はガーナという国が西アフリカで、アジアの日本のような存在になっていって欲しいし、なるべきだし、なれる可能性の高い国だと思っています。そしてガーナを倣って、西アフリカの周辺諸国がキャッチ・アップしてくる、そんなイメージを私は持っています。

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Labadi Beach in Accra, Ghana in November 2015