3月24日に参加したアフリカビジネス・ネットワーキングフェアで交流したアフリカ人研修生さん達と、その後インターンシップの機会についてコミュニケーションを開始し、最終的に5ヶ国、6人の研修生を受け入れることになり、7月31日から5日間の予定でインターンシップ・プログラムが始まりました。この度は、環境改善技術と有機農業の普及を目指す、日本ゼウス工業様のプロモーション活動に協力する形で、群馬県で共同開催させていただきました。
ABEイニシアティブの研修生さん達は、将来、日本とアフリカのビジネスの架け橋となることが期待されています。その目的は明確であり、将来のビジネスを生み出すために、このインターンシップ・プログラムの成果は、実際のビジネスに入ったときに予測される課題が何なのかを知る上で大いに役立つものとなりました。
国際ビジネスでは必ず両国間の違いに遭遇し、その違いに悩まされることも多々あります。インターンシップの初日に、国際ビジネスで遭遇する違いについて話し合いました。日本とアフリカ諸国の間だけでなく、アフリカ5ヶ国が集まったことにより、アフリカ諸国間の違いも見え、活発な討論となりました。こういう話題から入って行くのは、アフリカビジネスの仲介業を行う当社ならではのものと思います。

今回のインターンシップでは、各国の廃棄物処理と農業に焦点をあて、日本ゼウス工業様の生ゴミを原料とした液体肥料製造装置とその肥料を使った有機農法普及のプロジェクトをどう展開するか、プラントと試験農場の視察をし、技術的な勉強をした後で、各国、各人のアイデアをプレゼンテーションしてもらいました。


今回、研修生さん達は新潟、東京、名古屋、京都から、私は広島からと集まり、宿舎も同じホテルとしました。寝食を共にし、合宿のような雰囲気で、私は引率の教師(?)のような役目もありましたが、その分各人の人間性もよくわかり、将来に向けた信頼関係構築の機会にもなりました。
