日本から見た世界、世界から見た日本

アイプランニングの佐々木愛です。

世界がどう見えるかは、自分がどこの国に生まれ、どのように育ち、今どこに住んでいるかによって随分違って見えます。同じ国に生まれても、その後の教育の違いや、見聞きしてきた情報の違いによって随分変わってきます。

例えば、私は日本に生まれ育ち、今も日本に住んでいます。子どもの頃世界について学べたのは学校の世界史や世界地理の授業です。特に地理は好きでした。この時はまだインターネットがない時代だったので、情報源としてのメディアはテレビが中心で、「兼高かおるの世界の旅」や「世界の子どもたち」という番組を毎週欠かさず見ていました。中学生になって英語の授業を受けるようになり、英語を使ってみたいという好奇心から「世界の子どもたち」に出演したカナダの剣道少年への興味を持ち、テレビ局にその少年と文通したい旨の手紙を書き、その剣道少年と5年位文通をしました。

初めて外国に行ったのは22歳。アメリカのユタ州とカルフォルニア州に行きました。アメリカ文化を満喫しました。アメリカは私の憧れの国でした。この旅行のきっかけは16歳の時にクリスチャンに改宗したことでした。教会でアメリカから来ている宣教師と親しく触れ合う機会に恵まれ、アメリカに行ってみたいと思ったのです。26歳の時には新婚旅行でイタリアに行きました。これは歴史と芸術に触れる旅。

その頃の私は、世界経済がどうだの、海外投資ビジネスがどうだの、という世界とは無縁で、只々異文化に触れて好奇心を満たしたいばかりで、あくまでも自分が中心で、日本から世界を見ていました。今は仕事のために海外に行くチャンスに恵まれたことで、世界から日本を見ることができるようになり、自分が置かれている環境(日本)を客観的に見ることができるようになりました。この視点はファイナンシャル・プランナーとして大事なことだと思っています。また、これから日本で長く生きていく若い世代にとっても非常に大事です。今の老後世代は国内経済の成長だけ取り込めばそれなりの豊かさを得られたものですが、これから老後を迎える世代はそういうわけにはいかない。

この考えは、これから自分がどこで働くか、どこでビジネスを持つか(実業)、お金をどこで働かせるか(金融)に影響します。日本に軸足を置きながら、海外にビジネスチャンスを求めようとする企業は増えています。

 

上のグラフや表を見ると直近での増加が著しくなっていますが、北米や欧州は微増で、アジアやその他の新興国地域の増加が著しいです。アイプランニングが主にコンサルティングするのは「その他」のアフリカ地域です。

今思うと若い頃に異文化と交流したことが、多様性を受け入れる素地作りになったと思います。明治の文明開化以降、日本は国内に欧米先進国の技術や文化を受け入れて日本に合ったスタイルに作り上げていくことは得意でした。海外進出、特に今後、経済成長が期待できる開発途上国に今まで以上に進出していくといことは、今度は逆の立場になっていくわけです。日本の技術や文化は優れていますが、私たちが日本仕様にアレンジして受け入れたように、その地域に合った仕様にして供給する必要があります。そのためにも異文化理解や多様性を受け入れる姿勢が益々重要になってきます。

 

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